やる気花火

渡り廊下走り隊( 走廊奔跑隊 ) やる気花火專輯

3.白いチューリップ

世界中で一番好きなのに
気づいてもくれない

百葉箱の傍(そば)
咲いていた
白いチューリップ

広い校庭の隅
春の日向がある
そこに行(ゆ)けば いつも
心 温かくなる

言葉は近くて遠い
そよ風に揺れる木々
普通に話していても
ほら どきどきして来る

※世界中で一番好きなのに
気づいてもくれない
まだまだ咲かないと
あきらめてた
白いチューリップ※

春は告げることなく
やがて 散りゆくけど
そこに 取り残された
記憶 振り向かせる

こうして背中ばかりを
いつだって見ていたの
正面向いているより
今 話せた気がする

世界中で一番好きなのに
気づいてもくれない
いつもの景色に
花が咲いた
白いチューリップ

こんなに好きになれたことが
きっと 奇跡でしょう
“愛”という意味 知った
花言葉
白いチューリップ

(※くり返し)